

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)とは、農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備などの発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に展開することを指します。
この方法であれば耕作放棄地や、今まで事業展開できなかった農業振興地域の農地でも太陽光発電設備を設置することが叶います。
株式会社エコスマイルのシステムの特徴は、まず「土地付き」であることです。
土地付きとは、信頼関係を、構築している地主様の土地を購入するから借りるかするなどして、必要な用地を確保するということを意味しています。
従来の太陽光発電システムでは、設備一式を敷設することで地目が雑種地になり、農地に比べて固定資産税が跳ね上がるという問題がありました。
場所によっては300坪で年間の固定資産税が10万円もはねあがることもあったほどです。
この点ソーラーシェアリングでは、設備設置後も田や畑などの地目のままなので、固定資産税負担がアップする心配はありません。
もうひとつの特徴は農福連携という点です。
農福連携とは、農業と福祉の分野でのシナジー効果を狙って農業を展開するというものになります。
具体的には障がい者などが農業分野で活躍することを通じて、自信ややりがいをもって取り組むことで障がい者の就労の機会を生みだすだけでなく、担い手不足や後継者不足が深刻化している農業の活性化を図るというメリットも期待できます。
農業復興のきっかけになる可能性も秘めているわけです。